春だけじゃない、秋の花粉にも要注意!
花粉症というとスギ、ヒノキなどの花粉が飛ぶ「春」のイメージが強いですが、実は秋もさまざまな花粉が飛び交う、要注意な季節なのです。
秋花粉症とは
花粉症と言えば、スギやヒノキなどが原因となる春に起こるイメージが強いですが、実は秋にも花粉症の原因となる花粉が飛んでいます。秋の花粉症を引き起こす主な原因となるのは、初夏にピークを迎えるイネ科の花粉や、8月上旬から飛散が始まるキク科のブタクサ、ヨモギなど空き地などに生えている雑草の花粉です。これらが花粉を飛散する9月~11月ごろが秋花粉症のピーク期となります。
スギに反応する人はブタクサにも反応する人が多い?
春の花粉症の主な原因であるスギ・ヒノキなどの樹木花粉と、秋の花粉症の原因である草本類の花粉は、アレルギーの原因物質となるタンパク質の構造が似ているため「共通抗原性」があります。
◇スギ花粉と共通抗原性
例えば、スギ花粉と秋花粉症の原因であるブタクサ花粉では、約75%が共通抗原性を持っていることが研究で指摘されています。つまり理論上では、スギ花粉症の人の4人に3人がブタクサ花粉症の可能性があります。
毎年秋に不調を感じる人は、草本類の花粉症を発症していることも考えられるため、秋の花粉も対策をしっかり行うことが大切です。
秋花粉症対策
ホットスポットを避ける
春の花粉症の原因となるスギやヒノキと違い、秋花粉症の主な原因となる雑草類の花粉には「飛散範囲がそれほど広くない」という特徴があります。飛散範囲は数十~数百メートルと言われていますので、雑草類が多く生えている公園、河川敷などのホットスポットを避けることで、花粉を吸いこむ機会や量を減らすことが出来ます。
マスクなどを使い花粉を吸いこまない工夫を
秋の花粉症の対策は、基本的には春と同じなので、マスクを基本に、花粉防止メガネやスプレーなど、一般的な対策グッズが役に立ちます。
馬油で鼻の粘膜を保護
馬油を鼻の粘膜に塗ることで、花粉を粘膜に接触させないようにするとともに、乾燥を防ぎ炎症を起こしにくくすることが出来ます。
馬油はもともと食用の脂で、赤ちゃんの口に入っても問題ないとされるほど安全性の高いものです。
花粉症対策としては、事前に鼻うがい(鼻洗浄)をした鼻の中に、脱脂綿や綿棒に馬油をしみ込ませて、軽く回しながら馬油を塗りこんでいきます。馬油が溶けて、粘膜に広がることで鼻水や鼻づまりが解消されます。
花粉症に限らず、アレルギー性鼻炎の場合は、アレルギー物質を鼻の粘膜に接触させないようにすることで症状が出にくくなります。馬油で粘膜を保護するとともに、保湿によって鼻の中の乾燥を防ぐことで、炎症が起こりにくくなり、予防になるというわけです。
【花粉症対策におすすめ】
★超低温抽出タイプでお肌が喜ぶ浸透力。
体温が馬油を皮膚へ引き入れてくれ、しっとりする保湿力が長時間維持できることが特徴です。
今年の秋花粉の飛散量は例年の10倍!
秋の花粉症は、スギ・ヒノキといった春の花粉症と比べると認知度が低いため、秋の花粉症と気付かずに、不調を感じながら過ごしている人も多いと言われています。また、今年は夏に高温や高湿度が草本類花粉の生息に適した気象条件だったこと、台風が少なかったことなどから、例年の10倍とも言われる量の秋花粉が飛散していると言われています。
また、秋花粉症の症状は、コロナウイルスに感染した場合の初期症状と似ているところもあるため、不調を感じた場合は無理をせず、かかりつけ医に相談するなどするようにして下さい。
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